犬が散歩でマーキングばかりする原因は?やめさせる方法【5選】徹底解説!
愛犬との散歩で、電柱や草むらを見つけるたびに立ち止まってマーキング。「また?」「全然散歩が進まない…」と困っていませんか?
自分も以前、愛犬が散歩中にマーキングばかりしていて、「どうにかやめさせられないかな…」と悩んでいました。
ただ、先に結論をお伝えすると、マーキングそのものを完全に禁止する必要はないかなと思っています。
マーキングやニオイ嗅ぎは犬にとって自然な行動です。
大切なのは、好きな場所で好きなだけマーキングさせるのではなく、「今は歩く」「ここではニオイを嗅いでいい」「ここでは排泄していい」という切り替えを飼い主の声かけでできるようにすることです。
我が家でも散歩の仕方やリードの扱い方を見直したことで、以前より飼い主を意識して歩いてくれるようになり、マーキングもコントロールしやすくなりました。
この記事では、犬が散歩中にマーキングばかりする理由から、我が家で実践したマーキングを減らす方法まで紹介します。
マーキングを全部禁止するのではなく、飼い主の声が届く散歩を目指していきましょう。
- 犬が散歩中にマーキングばかりする理由
- マーキングと普通のおしっこの違い
- 犬のマーキングをやめさせる・減らす具体的な方法
- 飼い主の声かけで歩く・止まるを切り替えるコツ
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Inuversity(イヌバーシティ)~いぬ大学~ 犬のしつけ教材
マーキングだけでなく、散歩中に飼い主を意識して歩く練習もできます
犬が散歩中にマーキングばかりする理由
犬が散歩中にマーキングをするのには理由があります。
人間からすると「またおしっこ?」と感じてしまいますが、犬にとっては単なる排泄とは限りません。
つまり、マーキングは犬同士のコミュニケーションの一つでもあるのです。
自分のニオイを残している
犬のマーキングでは、一度に大量のおしっこをするのではなく、少量ずつ複数の場所に残すことがあります。
など、他の犬のニオイが残りやすい場所でマーキングしたがる犬も多いですよね。
その場所に自分のニオイを残すことで、自分の存在を他の犬に伝えていると考えられています。
他の犬の情報を集めている
散歩中、地面や電柱を夢中になってクンクン嗅いでいることがありますよね。犬は嗅覚を使って周囲の情報を集めます。
そのため、他の犬が残したニオイを確認してから、自分もその場所にマーキングすることがあります。
誰か来てたのかな?クンクンしたくなるんだ。
発情などの影響を受けることもある
マーキングは性ホルモンの影響を受けることもあります。
ただし、「オスだから必ずする」「去勢・避妊手術をすれば必ずなくなる」という単純なものではありません。
実際、我が家の愛犬の場合は去勢・避妊手術後もマーキング行動は残っています。
去勢・避妊手術をした犬でもマーキングが残ることはあります。他の犬のニオイや環境の変化などがきっかけになる場合もあるため、手術だけですべて解決するとは限りません。
ニオイ嗅ぎからマーキングにつながっている
我が家で特に多かったのがこのパターンです。
地面をクンクンする→気になる場所で立ち止まる→マーキングする、という流れが散歩中に何度も繰り返されていました。
ニオイを嗅ぐこと自体は犬にとって大切な行動なので、全部やめさせる必要はありません。
問題になるのは、犬が立ち止まりたい場所ですべて立ち止まり、マーキングしたい場所ですべてマーキングする状態になっていることです。
これを分けるだけでも、散歩はかなり変わってきますよ。
散歩中のニオイ嗅ぎそのものに困っている場合は、犬が散歩で匂いを嗅ぎすぎて歩かないときの対処方法も参考にしてみてください。
散歩中のマーキングと普通のおしっこの違い
「何回もおしっこするけど、全部マーキングなの?」と心配になる方もいるかもしれません。
マーキングでは少量のおしっこを複数の場所に残すことがあります。一方、膀胱にたまった尿を排泄するときは、ある程度まとまった量を出すことが一般的です。
ただし、ここで注意したいのが、頻繁な排尿をすべてマーキングだと決めつけないことです。
こうした変化がある場合は、単なるマーキングやしつけの問題と決めつけず、動物病院へ相談してください。
特に、何度も排尿姿勢を取るのに尿がほとんど出ない、まったく出ないといった場合は、早めの受診が必要です。
参考:東京大学大学院農学生命科学研究科 附属動物医療センター「腎泌尿器科」
犬の散歩中のマーキングを減らす方法【5選】
では、散歩中のマーキングばかりになってしまう場合はどうしたらいいのでしょうか。
我が家で実践してきた方法は次の5つです。
散歩前に排泄する習慣をつける
まず試してみたいのが、散歩へ出る前におしっこを済ませることです。
もちろん、散歩前に排泄したからといってマーキングが必ずなくなるわけではありません。
それでも「トイレはここでする」という習慣を作っておくと、外での排泄をある程度コントロールしやすくなります。
我が家では、おしっこをしているときに「おしっこ、おしっこ」と声をかけ、できたら褒めることを繰り返しました。
その結果、今では散歩前に「おしっこしてきて」と言うと、トイレへ行っておしっこをしてくれるようになっています。
最初からうまくいかなくても大丈夫です。
排泄している瞬間に毎回同じ言葉をかけ、成功したら褒めるところから始めてみてください。
マーキングしやすい場所へ近づきすぎない
愛犬がいつもマーキングする場所を思い出してみてください。
毎回ほぼ同じ場所なら、少し距離を取って通るだけでもマーキングのきっかけを減らせます。
特に他人の家の塀や玄関前、店舗の前など、マーキングしてほしくない場所では、あらかじめ愛犬を反対側へ誘導しておくと安心です。
ただし、安全のために車道側へ犬を歩かせる必要はありません。交通量や歩道の広さを優先して歩きましょう。
「行くよ」などの合図で歩き出す
以前の自分は、愛犬がニオイを嗅ぎ始めるたびに一緒に立ち止まっていました。
その結果、「止まれば好きなだけニオイを嗅げる」という散歩になっていたんですよね。
そこで取り入れたいのが、歩き出す合図です。
- 愛犬がニオイを嗅ぐ
- ある程度嗅がせる
- 「行くよ」など毎回同じ声をかける
- 飼い主と一緒に歩き出せたら褒める
ポイントは、無理やりリードで引きずるのではなく、声かけをきっかけに気持ちを切り替える練習をすることです。
最初は反応してくれなくても、毎回同じ合図を使っていくと「この言葉が聞こえたら歩くんだ」と理解しやすくなります。
ニオイを嗅いでいい場所と時間を作る
マーキングを減らしたいからといって、散歩中ずっとニオイ嗅ぎを禁止する必要はありません。
むしろ我が家では、「今は歩く時間」「ここでは自由に嗅いでいい時間」と分けるようにしています。
例えば、住宅街や交通量の多い道路では飼い主について歩く。
公園など安全で周囲に迷惑をかけにくい場所へ着いたら「いいよ」と声をかけて、自由にニオイを嗅がせる。
こんな感じです。
自由な時間を残しておくことで、「マーキングをやめさせる=犬の楽しみを全部奪う」という散歩にもなりません。
我が家では「いいよ」をニオイ嗅ぎOKの合図にしています。
飼い主を意識して歩く練習をする
我が家で一番大きかったのは、散歩中に愛犬が飼い主を意識して歩けるように練習したことです。
以前は、
- 犬が右へ行けば自分も右へ行く
- ニオイを嗅げば自分も止まる
- マーキングするまで待つ
という感じで、完全に犬のペースで歩いていました。
これを、「飼い主について歩く時間」と「自由に探索する時間」に分けるようにしたんです。
いわゆるリーダーウォークや、リードを緩めた状態で一緒に歩く練習ですね。
愛犬が飼い主の動きや声を意識するようになると、マーキングしそうになったときも「行くよ」という声が届きやすくなります。
引っ張り癖もある場合は、犬の散歩で引っ張る癖を直す方法もあわせて参考にしてみてください。
犬のマーキングは叱ってやめさせるべき?
マーキングばかりされると、つい「ダメ!」と強く言いたくなりますよね。自分も何度もそう思いました。
マーキングしたあとに叱るよりも、マーキングしそうな場所をあらかじめ避けたり、「行くよ」と声をかけて歩き出し、一緒に歩けたら褒めたりする方が愛犬にも伝わりやすいでしょう。
それよりも、
というように、してほしい行動を教えていく方がわかりやすいです。
マーキング対策がうまくいかなかったら散歩のしつけ全体を見直そう
ここまで紹介した方法だけで改善できる犬もいると思います。
一方で我が家の場合、ネットやYouTubeで調べながら自己流でリーダーウォークを練習しても、散歩中のマーキングを思うようにコントロールできませんでした。
「歩けばいい」「立ち止まらなければいい」ということは分かっていても、
こうした細かい部分がよく分かっていなかったんですよね。
そこで自分が購入したのが、犬のしつけ教材『イヌバーシティ』でした。
動画で実際の犬と飼い主の動きを見ながら学べたので、「ここで声をかけるのか」「リードはこう扱うのか」と、文章だけでは分からなかった部分を理解しやすかったです。
我が家では実践を続けたことで、
- 以前より横について歩けるようになった
- リードが緩んだ状態で歩ける場面が増えた
- 散歩中に飼い主を意識するようになった
- ニオイを嗅ぐ場所を切り替えやすくなった
- 散歩中のマーキングをコントロールしやすくなった
という変化を実感できました。
もちろん、イヌバーシティを買っただけでマーキングが自動的になくなるわけではありません。
実際に飼い主が学んで、愛犬と繰り返し練習する必要があります。
逆に言えば、「何度練習してもうまくいかない」「自己流だと正しいやり方なのか分からない」という方には、一度体系的に散歩のしつけを学んでみる価値はあるかなと思います。
自分の場合は「犬をどう動かすか」より、「飼い主がどう動くか」を学べたのが大きかったです。
犬が散歩中にマーキングばかりするときによくある疑問
マーキングは全部やめさせた方がいい?
全部やめさせる必要はないかなと思います。
マーキングやニオイ嗅ぎは犬にとって自然な行動なので、「一切ダメ」にするよりも、場所やタイミングを飼い主が調整できる状態を目指す方が現実的です。
散歩中のニオイ嗅ぎもやめさせるべき?
ニオイ嗅ぎまで全部禁止する必要はありません。
「ここまでは一緒に歩く」「公園に着いたら自由に嗅ぐ」というように、メリハリをつけるのがおすすめです。
去勢・避妊手術をすればマーキングはなくなる?
必ずなくなるとは限りません。
我が家でも去勢・避妊手術後にマーキングは残りました。
すでに習慣になっている場合もあるため、手術だけに頼らず、散歩中の声かけや歩き方も一緒に見直していくのがいいかなと思います。
マーキングしようとしたらリードを引っ張ってもいい?
強く引っ張って無理やり動かすより、まずは声かけで歩き出せるように練習するのがおすすめです。
犬が飼い主を意識して歩く習慣がついてくると、毎回リードで引っ張らなくても切り替えやすくなります。
\自己流の散歩トレーニングでうまくいかない方へ/
Inuversity(イヌバーシティ)~いぬ大学~ 犬のしつけ教材
犬との接し方やしつけ方法を、実際のトレーニング動画を見ながら学べます
まとめ|散歩中のマーキングは声かけと歩き方で減らそう
- 散歩前に排泄する習慣をつける
- マーキングしやすい場所へ近づきすぎない
- 「行くよ」などの合図で歩き出す
- ニオイを嗅いでいい場所と時間を作る
- 飼い主を意識して歩く練習をする
犬のマーキングは自然な行動なので、完全になくすことだけを目標にする必要はありません。
ただ、数メートルごとに立ち止まってマーキングし、飼い主の声も届かない状態では、お互いに散歩が疲れてしまいますよね。
だからこそ目指したいのは、「歩く・止まる・ニオイを嗅ぐ・排泄する」を飼い主と愛犬で切り替えられる散歩です。
まずは今日の散歩から、「行くよ」と「いいよ」の2つだけでも使い分けてみてください。
それでも自己流ではうまく伝わらない、リードの扱い方や声をかけるタイミングまでしっかり学びたいという方は、我が家でも実践したイヌバーシティの内容を確認してみるのも一つの方法です。
マーキングだけを無理にやめさせるのではなく、愛犬と意思疎通できる散歩を少しずつ作っていきましょう。


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