犬が散歩で引っ張るとイライラする…原因と改善方法【5選】徹底解説!
「また引っ張ってる…」「何回言っても直らない!」
せっかく愛犬との散歩に出たのに、毎回グイグイ引っ張られると、だんだんイライラしてしまいますよね。
手や腕が痛くなるだけでなく、他の犬や人に飛びつきそうになったり、道路へ急に出そうになったりすると、散歩そのものがストレスになってしまうこともあります。
結論からいうと、犬が散歩で引っ張るときは、力で抑えるのではなく「リードが緩んでいると前へ進める」「飼い主を意識すると良いことがある」と少しずつ教えていくことが大切です。
犬は最初から人の横を上手に歩けるわけではありません。引っ張れば行きたい場所へ行けた経験を繰り返していると、それが散歩の習慣になっていることもあります。
そのため、「言うことを聞かない」と感情的に叱るより、飼い主側の対応を一度リセットして、歩き方を一から教え直した方が改善につながりやすいかなと思います。
この記事では、犬が散歩で引っ張る理由から、今日からできる具体的なトレーニング、イライラしてしまったときの考え方まで順番に紹介します。
自分も犬との散歩やしつけで悩んできました。うまくいかないときほど、犬だけを変えようとするより、飼い主側の接し方を見直すことが大切だと感じています。
- 犬が散歩でリードを引っ張る主な原因
- 引っ張られるたびにイライラするときの考え方と対処法
- リードを引っ張らず飼い主を意識して歩くための練習方法
- 自己流で改善しないときにしつけ方法を見直すポイント
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スマホで動画を見ながら、リードの使い方や飼い主を意識して歩く練習を学べます。
犬が散歩で引っ張る理由

犬が散歩で引っ張るのには、ちゃんと理由があります。
「飼い主を困らせようとしている」「わざと言うことを聞かない」と考えてしまうとイライラしやすくなりますが、実際には外の刺激への興味や、これまでの経験によって引っ張っているケースも少なくありません。
まずは、なぜ愛犬が引っ張っているのかを考えてみましょう。
外の匂いや景色が気になる
散歩に出ると、犬の周りには家の中にはない刺激がたくさんあります。
気になるものを見つければ、「早くあそこへ行きたい!」と前へ進もうとしてリードが張ってしまいます。
これは犬にとって自然な行動なので、匂いを嗅ぐこと自体をすべて禁止する必要はありません。
大切なのは、自由に探索する時間と、飼い主と一緒に歩く時間を分けることです。
散歩中の匂い嗅ぎが長すぎてなかなか歩いてくれない場合は、犬が散歩で匂いを嗅ぎすぎて歩かないときの対処法もあわせて参考にしてください。
引っ張れば行きたい場所へ行けると覚えている
意外と見落としやすいのが、「引っ張ることで目的を達成できた」という経験です。
たとえば犬が前へグイッと引っ張ったとき、そのまま飼い主も一緒に歩いていけば、犬からすると「引っ張れば前へ進める」という結果になります。
これを毎日の散歩で繰り返していれば、引っ張って歩くことが習慣になっていても不思議ではありません。
ここは犬を叱るより、「引っ張っても進めない」「リードが緩めば進める」というルールに変えていくのがポイントです。
人や犬を見て興奮している
散歩中に犬や人を見つけた瞬間だけ強く引っ張るのであれば、興奮が原因かもしれません。
「近づきたい」「遊びたい」という気持ちが強くなり、飼い主の存在が頭から抜けてしまうことがあります。
我が家の愛犬も友達を見つけるとグイグイ向かっていくことがありましたが、飼い主を意識する練習を繰り返すことで、以前よりコントロールしやすくなりました。
怖いものから離れようとしている
「前へ行きたい」だけでなく、怖いものから逃げようとしてリードを引っ張ることもあります。
怖がっている犬を無理にその場へ留めたり叱ったりすると、さらに不安が強くなることがあります。
尻尾を巻く、体を低くする、震える、逃げようとするなどの様子がある場合は、まず刺激から距離を取って安心できる場所へ移動してあげましょう。
そもそも「リードを緩めて歩く」をまだ覚えていない
飼い主からすると「普通に横を歩いてほしい」と思いますが、犬にとってリードをつけて人のペースに合わせて歩くことは、最初からできる当たり前の行動ではありません。
つまり、引っ張る犬が悪いというより、「どう歩けば正解なのかをまだ十分に教えられていない」可能性もあります。
この考え方に変えるだけでも、「なんで分からないの!」というイライラは少し減るかなと思います。
飼い主が犬の習性を理解したうえで適切にしつけることは、安全で快適に暮らすためにも大切です。
環境省も、動物の習性を正しく理解し、種類に応じた適切なしつけや訓練を行うよう案内しています。(出典:環境省「飼い主の方やこれからペットを飼う方へ」)
犬の散歩で引っ張られてイライラするときにやめたいこと
毎日同じことを繰り返されると、つい声を荒らげたくなる気持ちも分かります。
ただ、イライラした状態でトレーニングを続けると、飼い主も犬も散歩が嫌になってしまいます。
特に次のような対応は避けた方がよいでしょう。
散歩中に強く引っ張られると、こちらも反射的に引き返したくなりますよね。
ですが、リードの引っ張り合いではなく、犬が正しい行動をした瞬間を見つけて褒める方が「何をすればいいのか」を伝えやすくなります。
自分がイライラしてきたら、その日はトレーニングを短く切り上げても大丈夫。毎日完璧に歩かせようとしない方が続けやすいですよ。
引っ張りだけでなく、愛犬との生活そのものに疲れてしまっている場合は、こちらの記事も参考にしてください。
犬が散歩で引っ張るなら首輪・リードも見直そう
引っ張り癖を改善したいときは、トレーニング方法だけでなく、普段使っている首輪やリードも一度見直してみましょう。
道具だけで引っ張り癖が直るわけではありませんが、犬がどんどん前へ進みやすい状態のまま練習していると、飼い主を意識して歩くことを教えにくくなる場合があります。
引っ張りが強い犬はハーネスの種類を見直す
ハーネスは首への力を分散しやすい一方で、背中側にリードを接続する一般的なタイプでは、首輪より強い力で引っ張る犬もいます。
そのため、散歩中にグイグイ引っ張る犬の場合は、「ハーネスだから安心」と考えるのではなく、今使っているハーネスの形状やリードの接続位置が愛犬に合っているか、一度見直してみるのもひとつの方法です。
我が家では、散歩中に飼い主の合図を伝えやすくするため、ハーネスではなく首輪と通常のリードを使ってトレーニングしてきました。
ただし、首や気管に不安がある犬や、首輪を使用すると強く咳き込む犬などは、無理に首輪へ変更せず、獣医師や専門家に相談しながら愛犬に合った道具を選んでください。
引っ張りを直したい間は伸縮リードを使わない
引っ張り癖を改善する練習中は、伸縮リードよりも長さが固定された通常のリードの方が扱いやすいです。
伸縮リードは犬が前へ進むほどリードが伸びるため、使い方によっては「前へ行けば行くほど自由に進める」状態になりやすくなります。
これでは、「飼い主のそばでリードを緩めて歩く」という今回のトレーニングとは反対の状況になってしまいます。
特に人や自転車、車が通る場所では、犬との距離を一定に保ちやすい通常のリードを使い、飼い主がすぐ対応できる範囲で歩かせる方が安心です。
自治体でも、リードは飼い主がコントロールできる範囲で持ち、伸縮リードを使用する場合は短い状態でロックするよう案内されています。(出典:港区「リードをして散歩しましょう」)
我が家も伸縮リードは使わず、長さが固定されたリードを使っています。愛犬との距離が一定なので、散歩中の合図も伝えやすいですよ。
犬が散歩で引っ張るときの直し方5選

ここからは、犬の引っ張り癖を改善するために自宅周辺でも取り組みやすい方法を5つ紹介します。
刺激の少ない場所から練習する
いきなり犬や人、自転車がたくさん通る場所で練習するのは難易度が高すぎます。
まずは、自宅の前や人通りの少ない道など、愛犬が落ち着きやすい場所から始めてみましょう。
短い距離でも構いません。
「今日は10分だけ練習する」というくらいの気持ちで取り組んだ方が、飼い主も犬も集中しやすいです。
リードが緩んでいる瞬間を褒める
引っ張っているときばかりに注目していると、犬に「正解」を伝える機会を逃してしまいます。
愛犬があなたの近くを歩き、リードがフワッと緩んだ瞬間に、
など、愛犬にとって嬉しいことを返してあげましょう。
「リードを緩めて歩くと良いことがある」と理解してもらうことがポイントです。
「褒めるタイミングが分かりにくい」という方は、正しい行動をした瞬間を伝えやすい犬のクリッカートレーニングのやり方も参考にしてみてください。
引っ張ったら一度立ち止まる
犬がリードを強く引っ張ったら、一緒になってそのまま前へ進まず、一度立ち止まります。
愛犬が振り返ったり、少し戻ってきたりしてリードが緩んだら、「そう」「いい子」など短い言葉で褒めて、再び歩き出しましょう。
このルールを毎回同じように繰り返します。
一度や二度で急に変わるわけではありませんが、家族みんなで対応を統一すると犬も理解しやすくなります。
「今日は止まるけれど、明日は引っ張られても進む」と対応が変わると、犬も迷いやすくなります。
飼い主を見る練習をする
引っ張りを減らすうえで、自分が特に大切だと思うのが、愛犬が飼い主を意識して歩けるようになることです。
最初は散歩中でなくても構いません。
散歩中に自分からこちらを見てくれたときも褒めてあげましょう。
外の刺激だけに意識が向いていた状態から、ときどき「飼い主はどこかな?」と確認できる状態を目指します。
方向転換の合図を覚えてもらう
前方に犬や自転車などがいて興奮しそうなとき、無理にそのまま進む必要はありません。
「こっち」「行くよ」など家族で決めた合図を出して方向転換し、愛犬が付いてきたら褒めてあげましょう。
最初は刺激のない場所で練習して、合図を聞いたら飼い主と一緒に方向を変えることを覚えてもらいます。
この方法を覚えておくと、他の犬や車などに近づきすぎる前に距離を取れるので、安全面でも役立ちます。
散歩中の安全を守る意味でも、愛犬が飼い主の合図に反応できるよう普段から練習しておきましょう。
環境省も、散歩や外出時にはリードを付け、万が一に備えて「オイデ」などの呼び戻しができるようにしておくことが重要としています。(出典:環境省「迷子にさせないために」)
散歩中の匂い嗅ぎは全部やめさせなくていい
引っ張りを直そうとすると、「ずっと飼い主の横を歩かせなければ」と考えてしまうかもしれません。
ですが、散歩はトレーニングだけをする時間ではありません。
犬にとって外の匂いを確認したり、周囲を探索したりすることも散歩の楽しみのひとつです。
そこでおすすめなのが、
というようにメリハリを作る方法です。
ずっと我慢させるのではなく、落ち着いて歩いたあとに匂い嗅ぎを楽しませれば、その時間自体をご褒美として使うこともできます。
自己流で改善しないなら散歩だけでなく犬との接し方から見直す
ここまで紹介した方法を試しても、なかなか改善しない犬もいます。
という場合は、散歩中だけのテクニックではなく、普段のコミュニケーションや基本的なしつけから見直した方がよいこともあります。
そこで選択肢のひとつになるのが、オンラインで犬のしつけを体系的に学べる『イヌバーシティ』です。
イヌバーシティには、リードの扱い方や、リードが緩んだ状態で歩く「リーダーウォーク」の動画講義が用意されています。
単に「引っ張ったらこうする」と方法だけを見るのではなく、犬との接し方やトレーニングの基本から順番に学べるのが特徴です。
自分も実際にイヌバーシティを利用しましたが、犬だけをどうにかしようとするのではなく、飼い主側の接し方を見直すきっかけになったことが大きかったです。
もちろん、教材を購入しただけですぐ引っ張らなくなるわけではありません。
学んだ内容を愛犬に合わせて少しずつ実践する必要があるので、すぐに結果だけを求める人には向いていないかなと思います。
反対に、「ネットで見つけた方法をいろいろ試したけれど、結局どれが正しいのか分からなくなった」という人には、最初から順番に学べるメリットがあります。
自分が実際に利用して感じたメリット・デメリットや、どんな人に向いているのかは以下の記事で詳しく紹介しています。
\毎日の散歩でイライラする状態から抜け出したい方へ/
引っ張りだけでなく、リードの扱い方や普段の接し方まで動画で確認できます。
まとめ|犬の引っ張りは飼い主を意識して歩く練習から始めよう
犬が散歩で引っ張る状態が毎日続けば、「またか…」とイライラしてしまうのも無理はありません。
ただ、引っ張るたびに強く叱ったり力で押さえ込んだりするよりも、まずは「犬がどう歩けば正解なのか」を分かりやすく教えてあげることが大切です。
まずは全部を一度にやろうとせず、散歩の最初の5〜10分だけでも「リードを緩めて歩く練習」を取り入れてみてください。
それでも自己流ではうまくいかず、散歩へ行くたびにあなた自身がイライラしてしまうなら、一度しつけの基本から学び直すのもひとつの方法です。
イヌバーシティなら、散歩中の引っ張りだけを見るのではなく、犬との接し方やリードの扱い方、飼い主を意識して歩く練習まで動画で確認できます。
犬を力で変えようとするのではなく、飼い主と犬が一緒に歩き方を覚え直す。
散歩が毎日のストレスになっているなら、そこから始めてみるのが一番の近道かなと思います。

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