アカナドッグフードのデメリットはある?評判や注意点を徹底解説!
「アカナは評判がいいけど、デメリットもあるの?」「値段が高いのに愛犬に合わなかったら嫌だな…」と購入を迷っていませんか?
結論からいうと、アカナ ドッグフードには「価格が高め」「レシピによってはタンパク質や脂質が高め」「急に切り替えると軟便になることがある」などのデメリットがあります。
ただし、アカナだから危険という意味ではありません。
むしろ大切なのは、アカナをひとまとめに評価するのではなく、愛犬の年齢・運動量・体質に合ったレシピを選ぶことです。
我が家でも愛犬のフード選びでは何度も悩み、アカナも実際に与えてきました。
この記事ではメリットばかりを並べるのではなく、「買う前にここは知っておいたほうがいい」と感じる部分を飼い主目線で整理していきます。
- アカナ ドッグフードの主なデメリット
- 高タンパク質やグレインフリーをどう考えればよいか
- アカナが合わない可能性がある犬の特徴
- 失敗しにくいレシピの選び方と切り替え方
アカナドッグフードの基本情報|すべてが高タンパク・グレインフリーではない
最初に知っておきたいのが、「アカナ=全部同じような高タンパク・グレインフリーフード」ではないということです。
アカナには、小型犬向け・シニア向け・体重管理向け・魚中心・動物性原材料を限定したシリーズなど、さまざまなレシピがあります。
| レシピ例 | 粗たんぱく質 | 脂肪分 | 穀類 |
|---|---|---|---|
| アダルトスモールブリード | 31%以上 | 17%以上 | 不使用 |
| シニアドッグ | 33%以上 | 14%以上 | 不使用 |
| プレイリーポートリー | 27%以上 | 16%以上 | 使用 |
| ワイルドコースト | 27%以上 | 16%以上 | 使用 |
このように、同じアカナでも栄養設計はかなり違います。
そのため「アカナは高タンパクだからダメ」「グレインフリーだからおすすめ」とブランドだけで判断するのではなく、購入するレシピの成分表を確認することが大切ですよ。
種類ごとの違いをまとめて確認したい方は、アカナドッグフード全種類の特徴と選び方も参考にしてください。
アカナドッグフードのデメリット6つ
ここからは、購入前に知っておきたいアカナのデメリットを順番に見ていきます。
一般的なドッグフードより価格が高め
アカナでまず気になるのは、やはり価格です。
原材料やレシピによって価格は異なりますが、2026年9月時点の公式販売価格を見ると、2kgサイズでも5,000円台〜7,000円台になる商品があります。
体の大きな犬や多頭飼いでは、毎月のフード代がかなり大きくなります。
どれだけ原材料に魅力を感じても、何年も続けられなければ意味がありません。
価格だけでなく「1日あたりいくらか」で考える
フードごとにカロリーや給与量が違うため、袋の価格だけでは本当のコスパは比較できません。愛犬の1日の給与量から、1日あたり・1か月あたりの費用を計算すると判断しやすいですよ。
アカナの販売店や価格については、アカナはコストコ・ホームセンターで買える?でも詳しく紹介しています。
レシピによってはタンパク質・脂質が高め
アカナは動物性原材料を多く使用したレシピが多く、一般的なドッグフードと比べて粗たんぱく質や脂肪分が高めの商品もあります。
ただし、「高タンパクだから健康な犬の腎臓や肝臓を悪くする」と単純に考えるのは適切ではありません。
注意したいのは、すでに慢性腎臓病などの持病があり、獣医師から食事内容を指示されている場合です。
腎臓病ではタンパク質だけでなく、リンやナトリウム、カロリーなどを含めた食事管理が必要になるため、「シニアだから高タンパクはダメ」「少し数値が高いから低タンパクにしよう」と自己判断するのはおすすめできません。
シニア犬向けのアカナについては、アカナ シニアの口コミ・特徴でも詳しく紹介しています。
※腎臓・肝臓・膵臓などの病気で治療中の場合は、アカナに限らずフード変更前にかかりつけの獣医師へ相談してください。
急に切り替えると下痢・軟便になることがある
アカナについて調べると、「切り替えたら便が緩くなった」という口コミを見かけることがあります。
ただし、これも「アカナは脂質が高いから必ず下痢をする」という意味ではありません。
それまで食べていたフードと原材料・脂質・食物繊維・カロリーなどが大きく変われば、消化器が慣れるまで便の状態が変化することがあります。
アカナ公式でも、新しいフードへ急に変更すると消化器系が適応しにくくなるため、新しいフード25%・以前のフード75%から始め、5〜7日かけて徐々にアカナの割合を増やす方法を案内しています。(出典:ACANA公式「給餌と移行」)
| 期間 | 今までのフード | アカナ |
|---|---|---|
| 最初 | 75% | 25% |
| 途中 | 50% | 50% |
| 後半 | 25% | 75% |
| 切り替え完了 | 0% | 100% |
お腹がデリケートな子なら、さらに時間をかけても構いません。
※ただし、下痢が続く、血便が出る、吐く、元気や食欲がないといった場合は「フードに慣れる途中」と決めつけず、動物病院へ相談してくださいね。
グレインフリーがすべての犬に必要なわけではない
アカナには穀類不使用のレシピが多く、「グレインフリーだから体に良さそう」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、穀物を使用していること自体がドッグフードの欠点になるわけではありません。
実際、現在のアカナ クラシックシリーズには、大麦やオーツ麦などを使用しているレシピがあります。
食物アレルギーが疑われる場合も、「穀物を全部抜けば解決する」とは限りません。
犬は肉・卵・乳製品などのタンパク質に反応する場合もあるため、原因を特定したい場合は獣医師と相談しながら食事を見直すほうが確実です。
グレインフリーと心臓病(DCM)が気になる人もいる
アカナを調べていて、「グレインフリーフードは心臓病になるの?」と不安になった方もいるかもしれません。
米国FDAは、エンドウ豆・レンズ豆などを多く含む一部の食事と犬の拡張型心筋症(DCM)について調査してきました。
ただし、これまでの報告だけで「グレインフリーだからDCMになる」「アカナを食べると心臓病になる」という因果関係が証明されたわけではありません。
実際に米国食品医薬品局(FDA)も、報告された症例数だけでは特定の製品や原材料とDCMとの因果関係を確立する十分なデータにはならないとしており、食事とDCMの関連は複数の要因が関係する複雑な問題としています。
不安があるなら「グレインフリーかどうか」だけを見るのではなく、愛犬の年齢・健康状態・食事歴を含めて獣医師へ相談するのが安心です。
「グレインフリーが気になるけれどアカナを試したい」という場合は、穀類を使用したクラシックシリーズも選択肢になります。
クラシックシリーズの違いについては、アカナ クラシックシリーズの違いと選び方で詳しくまとめています。
粒の大きさ・香り・保存方法に好みが分かれる
毎日使うフードだからこそ、成分以外の「使いやすさ」も意外と大切です。
- 粒
レシピによって大きさが違うため、小型犬では食べにくく感じる場合がある - 香り
肉や魚由来の香りが強く、人によっては気になる - 保存
開封後は高温多湿や直射日光を避ける必要がある
なお、小型犬向けの「アダルトスモールブリード」は小粒タイプなので、「アカナは全部粒が大きい」というわけではありません。
保存についても、別容器へフードを直接移し替える必要はなく、公式では袋の上部をしっかり閉じて涼しく乾燥した場所に保管する方法が案内されています。
湿度が高い時期は、袋ごと密閉できるフードストッカーへ入れておくと扱いやすいですよ。
アカナで涙やけが悪化するって本当?
アカナについては、「涙やけが良くなった」という口コミもあれば「逆に気になった」という声もあります。
ここで注意したいのが、涙やけをフードだけの問題と決めつけないことです。犬の涙やけは、涙に含まれるポルフィリンという色素によって赤茶色に見えます。
涙の量が増える背景には、顔や目の構造、涙管の問題、目への刺激、アレルギー、感染症などさまざまな原因があります。
フード変更だけで涙やけが必ず改善するわけではありません。
急に涙の量が増えた、片目だけひどい、目が赤い、目やにが増えたといった変化がある場合は、まず動物病院で目そのものに問題がないか確認してもらいましょう。
アカナと涙やけについて詳しく知りたい方は、アカナと涙やけの関係を調査した記事も参考にしてください。
アカナドッグフードがおすすめできない犬・飼い主
ここまでを踏まえると、アカナが必ずしも第一候補にならないケースもあります。
特に持病がある場合は、「プレミアムフードだから療法食より良い」という考え方は避けたほうがいいでしょう。
健康な犬向けの総合栄養食と、病気の栄養管理を目的とした療法食では役割が違います。
逆にアカナが候補になりやすい犬・飼い主
アカナの良さは、「高タンパクだから」だけではなく、レシピの種類が多く、愛犬に合わせて選択しやすいところにあると自分は感じています。
アカナ選びで失敗しない3つのポイント
ブランドではなくレシピの成分を見る
「アカナだから安心」で終わらせず、必ず購入する商品の保証成分を確認しましょう。
特にチェックしたいのは、以下の項目です。
同じアカナでもかなり違うので、愛犬の生活スタイルに合ったものを選んでくださいね。
給与量は体重・運動量に合わせて調整する
フードを変えたら、以前と同じ「グラム数」をそのまま与えないようにしましょう。フードによって1gあたりのカロリーが違うためです。
まずはメーカーの給与量を目安にして、愛犬の体重・体型・運動量・便の状態を見ながら調整してください。
アカナの給与量については、アカナの給餌量が少ない理由と適正量でも詳しく解説しています。
最初は小袋から試す
アカナは決して安いフードではありません。
初めて試すなら、いきなり大袋を購入するより、340gなどの小容量が用意されている商品から始めるほうが失敗を減らせます。
まずは食いつきや便の状態を確認し、問題なく続けられそうなら大きいサイズへ移行するのがおすすめです。
高タンパクが気になるならクラシックシリーズも選択肢
「アカナには興味があるけれど、タンパク質30%台のフードは少し不安」という方は、クラシックシリーズを比較してみるのもいいでしょう。
現在のプレイリーポートリーやワイルドコーストは、粗たんぱく質27%以上・脂肪分16%以上で、大麦やオーツ麦などの穀類も使用されています。
ただし、「クラシックならどんな犬にもお腹にやさしい」とは言い切れません。体質との相性は実際に与えながら判断してくださいね。
オリジンとの違いも購入前に確認しておこう
アカナと一緒によく比較されるのがオリジンです。
どちらも動物性原材料を重視したフードですが、オリジンはアカナ以上にタンパク質や動物性原材料の割合が高いレシピが中心です。
| 項目 | アカナ アダルトスモールブリード | オリジン オリジナル |
|---|---|---|
| 粗たんぱく質 | 31%以上 | 38%以上 |
| 脂肪分 | 17%以上 | 18%以上 |
| 代謝エネルギー | 3510kcal/kg | 3860kcal/kg |
「高ければ高いほど良い」というものではなく、愛犬に必要な栄養量に合わせて選ぶことが大切です。
詳しい違いは、アカナとオリジンの違いを徹底比較した記事で紹介しています。
アカナはどこで買う?正規品かどうかも確認
アカナは公式サイトのほか、Amazonや楽天市場、ペットショップなどでも販売されています。
通販で購入するときは、価格だけではなく販売元や保管状態、賞味期限なども確認しておきたいところです。
特に極端に安い商品を見つけたときは、「安いから偽物」と決めつけるのではなく、正規販売品なのか、並行輸入品なのか、販売者情報が明確かを確認しましょう。
なお、日本語ラベルの見た目だけで正規品・並行輸入品を完全に判別できるとは限りません。
正規品の確認方法や販売店については、アカナの取扱店と正規代理店についてまとめた記事も参考にしてください。
まとめ|アカナのデメリットを理解して愛犬に合うレシピを選ぼう
アカナ ドッグフードには、確かにデメリットがあります。
- 一般的なドッグフードより価格が高め
- レシピによってはタンパク質・脂質が高め
- 急に切り替えると軟便になることがある
- グレインフリーがすべての犬に必要なわけではない
- 粒の大きさや香りに好みが分かれる
- 持病がある犬では食事内容を獣医師と相談したほうがよい
一方で、これらは「アカナが悪いフード」という意味ではありません。
アカナはレシピによって原材料・タンパク質・脂質・穀類の有無までかなり違うため、愛犬に合う種類を選べること自体が大きな特徴です。
自分なら「アカナだから選ぶ」のではなく、愛犬の年齢・運動量・体型・便の状態を見ながら、その中から合いそうなレシピを選びます。
初めて試すなら小袋から始め、5〜7日ほどかけて今までのフードから徐々に切り替えてみてください。
食いつきだけではなく、便の状態・体重・皮膚や被毛の様子まで確認しながら、「うちの子に合っているか」で判断するのが一番かなと思います。



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